まとめ

「投資信託」という言葉をご存じですか?
知らない、とい方であっても
「ファンド」という言葉を聞いたことはあるのではないでしょうか。
この記事ではそれらについての解説をします。
どういう話かと言いますと投資、お金の話です。
最近はとにかく投資をしなくてはいけない!
さもなきゃ地獄!
と言わんばかりの雰囲気で
「だけど、なにを始めていいか分からない!」
「いや、なにもかもが!なにがなんだか分からない!」
という方々もいらっしゃるのではないかと思います。
実は、投資信託は多くの人にとって、身近な投資手段なのです!
投資信託とは?ファンドとは?

投資信託は個人や法人から集めた多くのお金を
一つの大きな基金として管理し、
その基金を運用する専門家が株式や債券などに分散して投資する仕組みです。
この仕組み自体が金融商品の一つとなっています。
個人や法人は、まだ確定していない将来の利益を見込んでお金を支払います。
これは、株式や債券などの他の金融商品と、
同様のリスクと可能性を持っていると言えるでしょう。
「基金」という単語は英語でFund=ファンドと言います。
およそ経済、世の中のお金の話をする際には
<ファンド=投資信託によって集める基金あるいはその基金を集めている組織>
の事を指す、と考えてよいでしょう。
このファンドを運営する専門家を「ファンドマネージャー」と呼びます。
ファンドマネージャーは市場動向や経済情勢を分析し、
ファンドに集まった資金を、どの金融商品に投資するかを決定します。
以上を踏まえて、投資信託の基本的な仕組みを簡単にまとめてみましょう。
①お金を集めてファンドを作る
➡ 投資家からが少額ずつお金を出し合うことで、大きな運用資金が形成される。
②ファンドを運用する
➡ファンドマネージャーが集まったお金を使って、
株式や債券などに投資する。
※市場分析を行い、最適な投資先を選定します。
③ファンドが利益を分配する
➡組織としてのファンドは 投資によって得られた利益を、
出資した投資家に分配する。
この流れによって投資信託は、少額からでも多様な金融商品へのアクセスができ、
個人では難しい大規模な投資が可能になる仕組みとなっています。
投資信託の探し方
さて、では実際に投資信託に投資したいと考えた場合、
どのようにはじめればよいのでしょうか?
先ずは投資先となる、ファンドを探すところからです。
以下にそのステップを紹介します。
①金融機関の選択
➡銀行や証券会社など、
さまざまな金融機関で投資信託の商品ラインナップが確認できる。
②ファンドの比較
➡各社が提供する投資信託の商品内容や過去の運用実績、
手数料(運用コスト)などを比較する。
③購入手続き
➡選んだファンドについて詳しい情報(目論見書など)を確認し、
購入手続きを行う。
通常は口座開設後、指定された金額を入金することで投資が開始される。
以上でなんとはなしに、投資信託の仕組みが明らかになったでしょうか?
もう一度簡単にまとめますと
☆投資信託は多くの人々から集めたお金を、
プロのファンドマネージャーが運用する仕組みです。
☆少額からでも多様な金融商品へのアクセスが可能です。
☆自分自身でファンドを探し出し購入手続きを行うことで、
自分の目的やリスク許容度に応じた投資が実現できます。
と、言った感じになります。
投資信託の種類
次の段階として、投資信託にはどのような種類があるのか観てみましょう。
投資信託はその運用方針や投資対象によってさまざまな種類に分類されます。
各ファンドは特定の方向性を持ち、その特性に応じた投資戦略を展開するのです。
以下に主要な種類を解説します。
株式投資信託
・株式投資信託は、企業の株式に特化して投資するファンドです。
投資した企業の株価の上昇による利益を得ることを目指しています。
・例えば、テクノロジー企業に焦点を当てたファンドだと、
日本ならソニーやトヨタ、アメリカならアップルやマイクロソフトなどに投資します。
・このようなファンドは高いリターンが期待できる一方で、
市場全体が不調になり株価が下落すれば、利益を得られない可能性も伴います。
債券投資信託
・債券投資信託は、国や企業が発行する債券に投資します。
債券は利息収入を得ることができるため、
安定した収入源として位置づけられます。
・日本国債に投資するファンドは安全性が高く、安定した利息収入を目指せます。
・しかし市場金利の変動によって債券価格が影響を受けるため、
高金利環境では既存の低金利債券の価値が下がるリスクがあります。
不動産投資信託(REIT)

・不動産投資信託は家賃収入や売却益など、
不動産から得られる収益を目的としたファンドです。
Real Estate: 不動産
Investment: 投資
Trust: 信託の頭文字を取って
REIT=リートと呼ばれることもあります。
・具体的には大都市圏のオフィスビルや、
商業施設への投資によって収益を上げます。
・例えば、東京や大阪など大都市のショッピングモールへ投資するファンドでは、
そのモールから得られる家賃収入が大きな収益源となります。
・しかし不動産市場も景気によって変動し、
市場環境が悪化すると物件価値が下落し、収益が望めない可能性があります。
バランス型投資信託
・バランス型投資信託は株式と債券など、
複数の商品に分散して投資することでリスク管理を図ります。
・このタイプでは市場環境によって、
リスクとリターンのバランスを調整できるため、多様な戦略を取れます。
・例えば50%を株式に、50%を債券に配分するファンドでは、
市場が好調な時には株式から高いリターンを狙い、
不安定な時には債券から安定した利息収入を得ることができます。
・ただしこの場合も市場全体が悪化すれば影響は避けられません。
このように、各ファンドは異なる運用方針と特化した領域を持ち、
それぞれ異なるリスクとリターンの特性があります。
投資家は自分の目的やリスク許容度に応じて適切なファンドを選ぶことが重要です。
投資信託のメリット
投資信託には多くのメリットがあります。
まず第一に少額から気軽に始められるため、多くの人が参加しやすい点です。
実質的な運用はプロが行うため、
自分で市場分析や銘柄選定を行う必要がありません。
なので初心者でも安心して利用できます。
次にリスクの分散が出来るのも大きな利点です。
一つの銘柄だけでなく、多数の銘柄に分散して投資することで、
一つの失敗による影響を軽減できます。
例えばあるファンドで10社以上の企業株式に分散している場合、
一つの企業が不調でも、他の企業によって損失がカバーされる可能性があります。
このような分散効果によって、安定した運用が期待できるでしょう。
投資信託のデメリット
一方で投資信託にはデメリットも存在します。
投資信託は結局は株式や債券などに投資するわけですから、
それらと同じく元本保証がありません。
つまり市場環境によって損失が発生すれば
最終的に手元に戻る金額が最初に投入した時よりも減る
=元本割れが起こる可能性も大きいわけです。
更に運用にはファンドマネージャーへの報酬としての手数料がかかります
一般的な手数料率は1%から2%程度ですが、
この手数料が長期間続くと大きなコストになります。
加えて投資信託は結果が出るまで時間がかかるため、
短期的な利益を求める人には向いていないかもしれません。
多くの場合、投資信託は数年単位で運用されるでので、
その間に受ける市場変動による影響も、必然的に大きくなるのです。
投資信託選びのポイント

これらのメリット、デメリットを踏まえた上で尚、
「覚悟は決まった!投資信託を始めてみよう!」という方は
「とはいえまずどの投資信託を選べば良いのかな?」
と、迷われることと思います。
まずは投資信託を行う目的・目標を明らかにすることです。
老後の準備のためなのか、子どもの教育費を用意するため必要なのか……。
その目的によって適切な商品=ファンド選びも変わります。
また、デメリットを踏まえて頂ければお気づきでしょうが、
投資信託で得られる利益は流動的です。むしろお金を失う可能性もあります。
なので投資信託を始めようとするなら、
自身のお金が減った場合でも耐えられるかどうか、
=どれくらいリスクを受け入れられるか(リスク許容度)も考慮する必要があります。
情報収集も重要です。
各種金融機関やインターネットで提供されている資料、
過去の運用実績や手数料についてなどを確認し、
自分に合ったファンドを見つけましょう。
最近ではオンラインプラットフォームで、
簡単に比較できるサービスも増えてきていますので、
それらも活用すると良いでしょう。
投資信託と社会への影響
投資信託は私たちの社会そのものにも大きな影響を与えています。
なぜなら多くのお金が集まるということは、
新しい商品やサービス開発につながることであるからです。
それがそのまま、新たな雇用創出にも寄与している側面もあります。
最近ではESG(環境・社会・ガバナンス)への配慮から、
企業活動において環境問題や社会的責任の追及など、
社会貢献につながる企業へ集中した投資も増えてきています。
このような取り組みはより良い社会作りにも貢献していると言えるでしょう。
今後もテクノロジーの進化によって、
新しい形態の投資信託が登場するでしょう。
AIやビッグデータ解析技術によって、
より効率的で賢い運用方法が開発されていく可能性があります。
また、新たな市場へのアクセスも広まり、
多様な選択肢から自分に合った商品を選ぶことができるようになるでしょう。

最近ではロボアドバイザーというサービスも注目されています。
このサービスはAI技術を活用し、自動的に複数の商品で構成された金融商品の組み合わせの管理=ポートフォリオ管理を行います。
その結果として、多くの場合低コストで簡単に始められるという利点があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
投資信託について基本的な知識からその仕組みまで詳しく解説しました。
投資信託は少額から始められ、
多様な商品へのアクセスも可能であるため、
多くの人々にとって魅力的な選択肢となっています。
しかしながらリスクも伴うため、
自分自身でしっかりと学びながら判断することが重要です。
投資信託は社会全体から影響を受け、与えもし得る金融商品です。
将来的にはより便利で豊かに進化していくことでしょう。
興味を持った方はぜひ、一歩踏み出してみてください。