こんにちは!投資や経済のニュースって、難しい言葉が多くて「結局なにが起きてるの?」と感じること、ありませんか?

今回は、2025年4月16日に起きた「NYダウ平均株価が699ドルも下がった!」というニュースを、初心者の方にも分かりやすく、親しみやすいブログ形式で解説します。
「ダウ平均って何?」「なぜ株価がこんなに動いたの?」「これからどうなるの?」
そんな疑問に、やさしく答えていきます!
1. そもそも「ダウ平均株価」ってなに?
まずは基本から。ニュースでよく耳にする「ダウ平均株価」って何でしょう?
ダウ平均株価の正体
「ダウ平均株価(正式名称:ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価)」は、アメリカを代表する30の大企業の株価を平均したもの。
この30社は、アップルやマイクロソフト、コカ・コーラ、ボーイングなど、世界的に有名な企業ばかりです。
「アメリカ経済の体温計」とも呼ばれ、ダウ平均が上がれば「アメリカ経済は元気」、下がれば「ちょっと調子が悪い?」というイメージを持たれます。
どうやって決まるの?
単純に30社の株価を足して30で割る…のではなく、過去の株価とのつながりを保つために「ダウ除数」という特殊な数値で調整されています。
このあたりはちょっと専門的ですが、「アメリカの代表的な企業の株価の平均」と覚えておけばOKです!
他の株価指数との違い
- ナスダック総合指数:新興企業やハイテク企業が多い「ナスダック市場」全体の株価指数。アップルやグーグル、テスラなども含まれます。
- S&P500:アメリカの代表的な500社の株価指数。ダウ平均よりも幅広く、アメリカ経済全体の動きをより正確に反映すると言われます。
- 日経平均株価:日本の代表的な225社の株価指数。日本版ダウ平均のようなものです。
2. 2025年4月16日、何が起きたの?
この日、ダウ平均株価はなんと「前日より699ドルも下落」しました。
一時は900ドル以上も下がる場面もあり、投資家たちは大騒ぎ!
なぜこんなに大きく動いたのでしょうか?
主な理由は3つあります。
3. 原因その1:半導体関連株の急落
エヌビディア・ショック
まず大きなきっかけとなったのが、アメリカの半導体大手「エヌビディア(NVIDIA)」の株価急落です。
エヌビディアはAI(人工知能)用の高性能半導体で世界トップクラス。
しかし、アメリカ政府が中国向けのAI半導体「H20」に新たな輸出規制をかけると発表。
これにより、エヌビディアは2025年2~4月期に最大55億ドル(約8000億円!)もの費用を計上する見通しになりました。
「中国に売れないなら、売上や利益が大きく減るかも…」と投資家が不安になり、エヌビディアの株は一気に6.8%も下落しました。
連鎖する半導体ショック
さらに、同じく半導体大手のAMD(アドバンスト・マイクロ・デバイス)も、「対中輸出規制でコストが増えるかも」と発表し、株価が大きく下がりました。
オランダの半導体製造装置メーカーASMLも、新規受注が予想より大きく減ったことで株価が下落。
こうして、半導体関連株全体が売られ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)はなんと4%超の下落となりました。
半導体業界の重要性

半導体は、スマホやパソコン、車、家電など、現代社会のあらゆるモノに使われています。
最近ではAIや自動運転、IoT(モノのインターネット)など、未来の技術にも不可欠。
だからこそ、半導体業界のニュースは世界中の投資家が注目しているんです。
4. 原因その2:アメリカ中央銀行(FRB)の“利下げ”慎重発言
FRBってなに?
「FRB(連邦準備制度理事会)」は、アメリカの中央銀行。
日本でいう「日銀」のような存在で、アメリカ経済の舵取り役です。
「利下げ」に期待していた投資家たち
最近、アメリカでは「景気がちょっと心配だから、FRBが金利を下げてくれるかも」と期待が高まっていました。
金利が下がると、企業はお金を借りやすくなり、景気が良くなりやすいからです。
しかし…パウエル議長の慎重発言
ところが、4月16日、FRBのパウエル議長が「今はまだ金利を下げるのを急がない」と発言。
これにより「しばらく金利は下がらないかも…」と投資家の期待がしぼみ、株を売る動きが加速しました。
金利と株価の関係
金利が高いと、企業の借入コストが増えたり、消費者のローン金利も上がるため、企業の業績や消費が落ち込みやすくなります。
そのため、金利が下がる=株価にはプラス、金利が下がらない=株価にはマイナス、となりやすいのです。
5. 原因その3:アメリカの関税政策と米中摩擦
「相互関税」って?
4月初旬、アメリカのトランプ前大統領が「中国に対して相互関税を導入する」と発表。
これは「中国がアメリカ製品に高い関税をかけるなら、アメリカも中国製品に同じように高い関税をかけるぞ!」という政策です。
貿易摩擦の激化
この発表をきっかけに、「米中貿易摩擦が激化するのでは?」という懸念が広がり、株価は大きく下落しました。
その後、トランプ氏がSNSで「中国と交渉の可能性がある」と発信したことで一時的に株価が戻る場面もありましたが、「今後どうなるか分からない」という不安が残ったままです。
関税と経済の関係
関税が高くなると、輸入品の値段が上がり、消費者や企業の負担が増えます。
また、輸出も減り、企業の利益や経済成長にマイナスの影響が出やすくなります。

6. その他の株価の動き
- アップルやマイクロソフトといったハイテク株も下落。
- テスラやメタ(旧Facebook)なども売られました。
- 一方で、決算が良かったトラベラーズやボーイングは上昇しました。
また、ハイテク株が多いナスダック総合指数も大きく下落し、投資家心理がかなり冷え込んだことが分かります。
7. 直近の市場の特徴と今後の見通し
NHKニュースによれば、4月初旬から「相互関税」発表をきっかけにダウ平均は大きく下落し、その後トランプ氏のSNS発信で一時的に買い戻しが入るなど、値動きが非常に激しくなっています。
今後も米中摩擦や金利政策の行方によって、株価の大きな変動が続く可能性があります。
世界の株価に与える影響
アメリカの株価は世界の株価に大きな影響を与えます。
ダウ平均が大きく下がると、日本やヨーロッパ、アジアの株式市場も連鎖的に下がることが多いです。
これは、世界中の投資家がアメリカ市場を「世界経済の中心」と見ているからです。
8. 投資初心者へのアドバイス
ダウ平均株価は「経済の体温計」
ダウ平均株価は、アメリカ経済の調子を知る上でとても大切な指標です。
日本の株式市場や世界の経済も、アメリカの影響を大きく受けるため、ダウ平均の動きには注目しておきましょう。
ニュースの裏側を知ろう
大きな株価の変動があったときは、「なぜ?」という理由を調べてみるのがおすすめです。
今回のように、半導体規制、金利政策、関税政策など、いろいろな経済ニュースが絡み合っていることが分かります。
長期投資の視点も大切
短期的な値動きに振り回されず、ダウ平均を構成するような「しっかりした大企業」に長期的に投資するのも一つの方法です。
楽天証券の記事でも「ダウ平均の30社は倒産リスクが低く、長期投資に向いている」と紹介されています。
投資の“分散”も意識しよう
一つの業界や銘柄だけに集中せず、様々な業界や国の株に分散して投資することで、リスクを減らすことができます。
たとえば、アメリカのダウ平均株価連動型の投資信託やETF、日本株、欧州株、債券などを組み合わせるのも有効です。

9. ダウ平均株価で世界が動く!
ダウ平均株価は、アメリカだけでなく、世界中の投資家が注目しています。
アメリカで大きな株価下落があると、日本やヨーロッパ、アジアの株式市場も「つられて下がる」ことがよくあります。
たとえば、アメリカの金利が上がれば、世界中のお金がアメリカに集まりやすくなり、他の国の株価が下がることも。
「アメリカの株価は世界の株価」と言っても過言ではありません。
だからこそ、ダウ平均株価の動きは、投資をしていない人にとっても無関係ではないのです。
世界経済と私たちの生活
世界の株価が下がると、企業の業績が悪化し、ボーナスや給料、雇用など私たちの生活にも影響が出ることがあります。
また、円安や円高、物価の変動なども株価の動きと関係しています。
10.投資を始める前に知っておきたいこと
最後に、これから投資を始めたい方に向けて、押さえておきたいポイントをお伝えします。
1. 自分のリスク許容度を知ろう
投資には必ずリスクがあります。
「どれくらいの損失なら耐えられるか?」を考えて、自分に合った投資スタイルを見つけましょう。
2. 目標をはっきりさせる
「老後資金を作りたい」「子どもの教育費を貯めたい」など、投資の目的を明確にすると、投資計画が立てやすくなります。
3. 小さく始めて学ぶ
最初は少額から始めて、経済ニュースや株価の動きを観察しながら経験を積みましょう。
慣れてきたら徐々に投資額を増やすのがおすすめです。
4. 長期的な視点を持つ
株価は短期的に上下しますが、長期的には経済成長に伴って上がる傾向があります。
焦らず、じっくり資産を育てる気持ちが大切です。
11.さらに一歩進んだ知識:株価指数の活用法
株価指数連動型の投資商品
ダウ平均株価やS&P500、ナスダック総合指数など、株価指数に連動する投資信託やETF(上場投資信託)は、初心者にも人気です。
これらは、個別銘柄に投資するよりもリスクが分散されやすく、長期的な資産形成に向いています。
経済ニュースを味方にしよう
経済ニュースを日々チェックすることで、世界の動きや投資先の選び方が少しずつ分かるようになります。
「なんとなく難しそう」と思わずに、気になるニュースを一つずつ調べてみることが、投資上達の近道です。

まとめ:今後も「なぜ?」を大切に
今回のダウ平均株価の大幅下落は、
- 半導体規制強化(エヌビディア・ショック)
- アメリカ中央銀行の利下げ慎重姿勢
- 米中貿易摩擦や関税政策
など、さまざまな要因が重なって起きました。
今回のダウ平均株価の急落は、世界経済の複雑な動きを映し出しています。
ニュースをただ「下がった」「上がった」と見るだけでなく、
「なぜそうなったのか?」を知ることで、経済や投資の知識がどんどん深まり、難しそうに見えるニュースも、一つずつ紐解いていけば、必ず理解できるようになります。
これからも一緒に、経済や投資の世界を楽しく学んでいきましょう!
読んでいただき、ありがとうございました!
あなたの投資ライフが充実したものになりますように。

おまけ:気になる用語をやさしく解説
- 半導体:パソコンやスマホ、家電など、あらゆる電子機器に使われる「電子部品の王様」。
- 利下げ:中央銀行が金利を下げること。景気を刺激する効果がある。
- 関税:外国からの輸入品にかける税金。高くすると国内産業を守れるが、消費者や企業の負担が増える。
- 貿易摩擦:国同士が貿易で対立し、関税の引き上げや規制合戦になること。